ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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82 【6】アルコール アルコールは、適量であれば心身をリラックスさせる効果がありますが、一方で短時間内の多量飲酒による急性アルコール中毒や、長期間にわたる多量飲酒による肝疾患や脳障害、がん、アルコール依存症につながる危険があります。 多量に飲酒する人を減らすために、節度ある飲酒について普及啓発を行います。 また、飲酒が胎児や乳児に及ぼす影響について、保護者やその家族に対して啓発します。 未成年の飲酒をなくすために、教育委員会と連携した取り組みを実施します。 <取り組みの方向> 節度ある適度な飲酒習慣の確立を目指します。 <目標> (1)過度に飲酒する人を減らします。 (2)未成年者の飲酒をなくします。 <目標実現に向けた取り組み> ●個人の取り組み● 乳幼児期* (0~5歳) 学童期* (6~12歳) 思春期* (13~19歳) ・飲酒がからだに及ぼす害について正しい知識を身につけます。 ・お酒を勧められても飲みません。 青年期* (20~39歳) 壮年期* (40~64歳) 高齢期* (65歳以上) ・お酒の適量について正しい知識を身につけます。 ・1日の飲酒量が、男性は純アルコール40g(日本酒2合)、女性 は純アルコール20g(日本酒1合)を超えないよう飲酒量を決めて飲酒します。(純アルコールを主な酒類に置き換えた場合は、下記※を参照) ・週に2日は休肝日をつくります。 ・未成年者や飲酒できない人にはお酒を勧めません。 ・一気飲みは絶対にしません、させません。 ・妊娠中や授乳中の飲酒は控えます。 ※主な酒類:純アルコール20gは、日本酒1合(180ml)、ビール中ビン1本(500ml)、ウイスキーダブル1杯(60ml)、ワイン2杯(240ml)、焼酎35度1杯(80ml)に相当します。 ●関係団体の取り組み● ① 未成年者が、好奇心や周囲の雰囲気に流され飲酒しないよう環境整備に努めます。 ② 節度ある適度な飲酒マナーを推進する環境整備に努めます。

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